歩の意味は?名付けのポイントを徹底解説!
「歩く」という言葉でお馴染みの「歩」という漢字からは、前に進む「前進」「進歩」などのポジティブな印象を受けます。名前に使う場合には、意味やイメージを理解することで、より思い入れの強い名前が考えられますよ。素敵な名前が考えられるように「歩」の意味や由来、名付けのポイントなどをご紹介します。
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「歩」漢字の読みや画数の基本情報
画数 | 8画 |
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音読 | フ、ブ、ホ |
訓読 | あゆ(む)、ある(く) |
名乗り | あゆみ、あゆむ、すすむ、ぽ |
意味 | 1. 歩く。あゆむ。足で進む
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由来/ 成り立ち |
「歩」は上部の「止」と下部の「少」が、それぞれ足あとを表している。上下に足あとが並んでいることから「歩く」の意味に。 |
説明の 仕方 |
進歩の歩、歩く |
「歩」の意味や由来は?
「歩」にはご存知の通り、「歩く、足で進む」の意味があります。「徒歩」「歩行する」「歩道橋」など様々な言葉で使われていますよね。この由来は、字の成り立ちから理解できます。
「歩」の字をよく見ると、「止」と「少」に上下に分けられます。「止」「少」は、本来それぞれ「止める」「少ない」と意味をもつ漢字ですね。しかし、今回はそれとはまったく関係がなく、「止」は片方の足、「少」はもう片方の足を描いた形で、両足の足あとを上下に並べて表しています。ここから「歩」には「両足で進む、歩く」の意味があるのです。
男の子、女の子ともに人気の「歩」
「歩」は男の子、女の子ともに名前によく使われる人気の漢字です。多くは「アユミ」「アユム」の響きに当てられることが多く、男の子なら「アユム」の響きに合わせて一文字名前で使われたり、歩夢や歩武と漢字を組み合わせて使われたりします。女の子なら一文字名前で「アユミ」や、音読みの「ホ」の響きで香歩(カホ)や志歩(シホ)など、名前の最後に止め字として使われることもあります。
最近では「歩夢」の組み合わせが人気で、明治安田生命の名前ランキングによると2004~2013年の10年間で9回もトップ50にランクインしていますよ。
ただ、男女どちらの名前にも使われるため「性別が分かりにくくなる」ことがあるようです。漢字を組み合わせて使う場合には、性別の分かる漢字を組み合わせてあげると良いかもしれません。
着実な前進を想起させる「歩」
「歩」からはどのような印象を受けますか?すぐに思いつくのが、一歩一歩足を進めるような「前進」「進歩」のイメージではないでしょうか。
前に進むペースによっても印象は変わり、「急速に進歩すること」を意味する「日進月歩」という四字熟語からは強い「成長力」を感じますし、ゆったりと歩く姿からは大和撫子のような日本人女性を想像できるかもしれません。「成長」の力強さと「気遣いができる」「奥ゆかしい」などの上品なイメージを連想できそうです。
「歩調を合わせる」という言葉を使えば、周囲のペースに合わせる「調和」のイメージもありますね。
ここから「歩」にシンプルに願いを込めるなら、「前を向いて、しっかりと自分の歩みを進めてほしい」と考えられますね。
「調和」「気遣いができる」「奥ゆかしい」などのイメージを使えば、「周囲の仲間と手を取り合って前に進んでほしい」「大和撫子のような深い心遣いのできる子に」と想いを込めることもできます。
これから日々成長していく赤ちゃんにとって、「歩」から想起される「前進」や「進歩」のイメージは重なります。素敵な願いを「歩」の一字に込め、子供の人生を後押ししてあげてくださいね。