の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「ユウヤ」「セイヤ」「トモヤ」など、名前の最後に「ヤ」の響きを当てた名前は人気があります。その「ヤ」の響きによく当てられるのが「矢」。しかし、「ヤ」の響きをもつ漢字はほかにも「弥」「哉」などがあるので、どれを名前に使おうか迷っている、という人もいると思います。この「矢」の名付けのポイントをご説明します。

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「矢」漢字の読みや画数の基本情報

画数 5画
音読
訓読 ちか(う)、や
名乗り ただ、ちかう、ちこう、なお、やはぎ
意味

1. 矢。弓の弦にかけて射るもの
2. 連ねる。並べる
3. 正しい。正しくする
4. 誓う
5. 施す

由来/
成り立ち
矢の形をそのまま文字にしてできた。
説明の
仕方
弓矢の矢

「矢」の意味や由来は?

矢

「矢」はモノを射抜くために使われる道具で、古くは狩猟によく用いられていました。現在では用途が変わり、アーチェリーやダーツといったスポーツ・娯楽に進化を遂げています。
この「矢」の字の成り立ちはとても単純で、「矢」自体の絵を文字として形が整えられて現在の漢字ができあがりました。

ちなみに、「矢」には道具の意味だけでなく、「誓う」という神聖な意味もあります。これは、古来神様との誓いのしるしに「矢」を折ったことが由来だといわれています。

男の子の止め字に使われる「矢」

冒頭でも述べたように、「セイヤ」「トモヤ」など、男の子の名前で最後に「ヤ」の響きを使う名前は人気があります。明治安田生命の名前ランキングで、「ユウヤ」は2004~2010年の7年間で6度もトップ50にランクインするほどです。その「ヤ」の響きに当てられるのが「矢」です。
「ヤ」の響きをもつ漢字はほかにも「」「」「」などが挙げられますが、そのなかでも「矢」は画数が少なくシンプル、狩猟に使われた道具から活発な男の子っぽさを表現できるという特徴があります。

「矢」のようにまっすぐ真面目な子に

「矢」で的を射る場面を想像すると、矢が的に向かって一直線にビュッと飛んでいく様子が想起されますね?ここからは「まっすぐブレない」様子がうかがえますし、「勢いがある」「スピード感」「機敏さ」とイメージすることもできます。「矢」を使った有名なことわざ「光陰矢の如し」「帰心矢の如し」などは速いものの例えとして「矢」がよく使われています。
「直線的な速さ」「力強さ」が「矢」から連想できます。

これらのイメージを活かせば「意志を強くもったたくましい人に」「何事にも動じない子に」と願いを込められます。
「スピード感」や「機敏さ」のイメージからは「どんな困難でも素早く臨機応変に対応できる子に」「きびきびと動ける爽やかな人になってほしい」と願いを込めることもできそうです。

「矢」がもつ「まっすぐブレない」「機敏」なイメージは、がむしゃらに走り回る男の子の様子と重なります。昔から使われている漢字なので、様々なことわざにも使われています。さらに「矢」のイメージを膨らませて、素敵な想いを込もった名前を考えてあげてくださいね。

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