の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「元気」「元日」「元首」など様々な言葉で目にする「元」の漢字。普段から馴染みがある漢字ですが、どういった意味をもっているかご存知ですか?漢字の意味や成り立ちを知り、イメージを膨らませて素敵な名前が考えられるように「元」の名付けのポイントをご説明します。

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「元」漢字の読みや画数の基本情報

画数 4画
音読 ガン、ゲン
訓読 かしら、はじ(め)、もと
名乗り あさ、ちか、つかさ、とも、なが、はじむ、はる、まさ、もとい、もとし、ゆき、よし
意味

1. 本原。もと
2. はじめ
3. 第一
4. 頭。長。君主
5. 人民
6. 年号
7. 天
8. 大きい
9. 正しい。美しい
10. 王朝の名前

由来/
成り立ち
「元」の形が「冠をつけた人」の形に似ていたことから、「かしら」の意味で使われ始めた。
説明の
仕方
元気の元

「元」の意味や由来は?

男の子

「元」は「おおもと、みなもと」「はじめ」などの意味を持つ漢字です。これは漢字の成り立ちから由来が見えてきます。
成り立ちには諸説ありますが、「元」の形が冠をつけた人の形に似ていたことから、「かしら」の意味で使われ始めたのが最初といわれます。「かしら」は人間の体の中でも大切な部分の「頭」なので、人体の動きを司るため「おおもと、みなもと」や「はじめ」の意味を持つようになりました。
この意味から派生して、「活動のみなもととなる気力=元気」というように使われます。

「元」を使った名付けのポイントは?

「元」は元気(ゲンキ)、元太(ゲンタ)、元樹(モトキ)など「ゲン」や「モト」の響きが人気で、男の子の名前でよく見かけます。しかし、漢字がもつ意味から考えると女の子の名前に使ってもおかしくはないので、使用例は多くありませんが、「モト」の響きを使った元佳(モトカ)や元寧(モトネ)のような名前も見られます。

「ゲン」「モト」の響き以外にも「ハル」「チカ」「ハジメ」「ユキ」など様々な名乗りがあるのが特徴で、色々な名前を考えられそうです。

「元」を贈って元気いっぱいの赤ちゃんに!

「元」は、元気ではつらつとした、明るい印象を受ける漢字です。ぜひその一文字に「健やかに育ってほしい」「童心を忘れずに無邪気な人に成長してほしい」という願いを込めてあげてください。

また、「始まり」を意味するので、これからの人生を自ら切り開く「チャレンジングな人に育ってほしい」や、始まりの時のように、何かを問う姿勢を大事にして「ものごとの本質が何かを常に考える子になってほしい」という願いを込めることもできます。
「かしら」の意味で一国の長を「元首」という言葉で表現しますが、そこから「みんなの大切な存在になってほしい」「リーダーシップを発揮できる子に育ってほしい」という願いにつなげることもできそうですね。

「元」の漢字を使った名前をもつ子は明るく走り回る姿を想像できます。元気いっぱいに成長する子供の姿を思い描きながら、素敵な名前をプレゼントしてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
元気(ゲンキ)
(ゲンキ、モトキ)
(ゲンタ) など

(モトカ)
(モトネ) など

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