の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

男の子の名前で「スケ」の響きによく当てられる「輔」の漢字。その「スケ」の響きをもつ字はほかにも「介」「亮」などがあり、どの漢字を名前に使おうか迷ってしまいますね。「輔」を使って素敵な名前を考えられるように、漢字の意味や由来、「介」「亮」との違いなど、名付けのポイントを解説します。

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「輔」漢字の読みや画数の基本情報

画数 14画
音読 フ、ホ
訓読 すけ、たす(ける)
名乗り たすく、たすけ
意味

1. 付き添って助ける
2. 力添え。副使。君主の補佐役
3. (重荷を積んだ車の)車輪につけて補強する木
4. すけ。律令制における位を表す

由来/
成り立ち
ツクリの「甫」は鉢で苗木を包み込んでいる形を表す。これにヘンの「車」を組み合わせることで「車輪にしばりつけた木」を表現している。
説明の
仕方
「車(くるまへん)」の「輔(スケ)」

「輔」の意味や由来は?

馬車

「輔」には「付き添って助ける」「力添え」などの意味があります。これらの由来をヘンの「車」とツクリの「甫」に漢字を分解して見ていきましょう。

「甫」は苗木を鉢などで包み込んでいる形を表します。これに「車」を組み合わせることで「車輪にしばりつけた木」を表現しているのが「輔」です。ここから、重い荷物などを積んだ車の「車輪につけて補強する木」の意味や、補助としての役割が転じて「付き添って助ける」「力添え」の意味が生まれました。

「輔」は「スケ」の響きの定番漢字

「輔」は定番の「スケ」の響きで男の子の名前によく使われます。明治安田生命の名前ランキングによると大輔(ダイスケ)、俊輔(シュンスケ)、奏輔(ソウスケ)など様々な名前が人気の上位にランクインしています。
特に「大輔」の名前は、1979~1986年の8年連続で、男の子の名前で1位に輝く一大ブームを巻き起こしました。これは、高校野球で名前を轟かせた早稲田実業の投手・荒木大輔さんの人気がきっかけだといわれています。爽やかなルックスと実力で甲子園を沸かせ、我が子にも活躍してほしいと、「大輔」の名前をつける人が増えたのです。

「輔」と「介」はどう違う?「亮」や「助」は?

クエスチョン

「スケ」の響きをもつ漢字は「輔」の他にも「」「」「助」などがあり、「輔」の人気はその中でも上位です。字面をみると直線や角が多く、画数の多いどっしりとした印象を受け、男の子の名前にはピッタリです。
このように「字面から受ける印象」はもちろんのこと、「漢字の画数」「それぞれの漢字がもつ意味」などの違いがあるので、子供の成長する姿と重ねて、イメージに合う漢字を選んであげてくださいね。

一方で、これらの漢字には一つだけ共通点があります。それは「助ける」の意味をもつ点です。
この理由は7世紀頃の日本の階級制度である「律令制」の中で、上から2番目の階級が「スケ」と呼ばれていたことに由来します。1番位の高い人を補佐するナンバー2の人を「スケ」と呼んだわけです。「覇王之輔(ハオウノホ)」という四字熟語は、まさにこの関係性を表していて「一番力のある者の補佐役」の意味があります。
そのため、「輔」「介」「亮」「助」はどれも共通して「(位が1番高い人を)補佐する、助ける」という意味をもっているのです。

「輔」にはどんな願いや想いが込められる?

名前を考えるときに、単に「スケ」の響きに「輔」を当てようと考える人もいるかもしれません。ただ、意味や由来を理解して願いを込めてあげると、より一層輝かしい名前になりますよ。

たとえば「付き添って助ける」「2番目の階級」などの意味から連想すると、「立場が偉い人」と「それ以外の人」を結ぶ「調整役」としての役割が想像できます。また、目上の人とも下の人とも「互いに助け補いあう存在」である様子をうかがえますね。「手助け」「支援」「補佐する」など「縁の下の力持ち」のようなイメージがあります。

ここから願いや想いを込めるなら「互いに手を取り合い、必要に思ったり思われたりする存在に」「調整役として全体をとりまとめ、全体を一段階押し上げられる人になってほしい」「人のために何かできる子に育ってほしい」などが考えられます。

漢字がもつ意味やイメージを理解して、「輔」を使った素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
輔(ダイスケ)
輔(シュンスケ)
輔(ソウスケ) など

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