の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

鳥が自由自在に大空を飛び回る情景を連想させる「翼」。「ツバサ」の読みで一文字名前として人気があり、目にする機会も多いのではないでしょうか。もともとは男の子に人気がありましたが、最近では女の子にもよく使われています。この人気の漢字の意味や由来を知って素敵な名前を考えられるように、「翼」の名付けのポイントをご説明します。

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「翼」漢字の読みや画数の基本情報

画数 17画
音読 ヨク
訓読 たす(ける)、つばさ
名乗り すけ、たすく
意味

1. つばさ。鳥の左右の羽
2. 助ける。守る
3. すすめる
4. 慎む
5. いただく。受ける
6. 均整がとれて美しい
7. 左右に張り出したもの
8. 舟
9. 星の名前。たすき星
10. あくる日
11. ほしいままな様子
12. 速い様子
13. 駆り出す

由来/
成り立ち
もとは「異」だけで「つばさ」の意味があった。これに「羽」を加えて現在の形に。
説明の
仕方
鳥の「つばさ」

「翼」の意味や由来は?

翼

「翼」には一般的によく知られている「鳥の羽」以外にも、「たすける、守る」「均整がとれて美しい」などの意味があります。これは、鳥の両翼の「均整がとれて美しい」様子や、体の左右の支えになって飛ぶのを「助ける」ことが由来です。

もともとは下部の「異」だけで「鳥の羽」の意味をもっていましたが、後に「羽」をつけて現在の「翼」の字になりました。

「翼」は一文字名前で人気!漢字を組み合わせて使うこともある?

「翼」は男の子に人気の一文字名前として1990年代以降名前によく使われ、最近では女の子の名前にも使われるようになりました。明治安田生命の名前ランキングによると、1993~2015年までほぼ毎年のように男の子の人気の名前としてランクインし、2014年に女の子の名前でもランクインしました。

漢字を組み合わせて使うなら、「助ける」の意味から生まれた「スケ」の響きで航翼(コウスケ)や隼翼(シュンスケ)、佑翼(ユウスケ)と男の子に使われることがあります。女の子の場合は「ツバサ」の響きになるよう翼紗や翼咲と組み合わせたり、翼葵(ツバキ)と使われたりします。

「翼」を贈って大空へ力強く羽ばたく

「翼」の字からは鳥が自由に空を飛び回る情景が思い浮かぶのではないでしょうか。そこからシンプルに「大きく自由に羽ばたいてほしい」と願いを込めて名前を贈ることができそうです。自由自在に飛び回る姿から「活発に動き回る元気な子に」「運動のできる子になってほしい」と考えることもできますね。
また「助ける」の意味から「友達と協力できる子に」「人の役にたってほしい」と考えることもできます。

自由自在に飛び回り、そして誰かの力になることもできる「翼」。立派に羽ばたいてくれるよう、願いの込もった素敵な名前を赤ちゃんにプレゼントしてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
翼(コウスケ)
翼(シュンスケ)
翼(ユウスケ)

(ツバキ)
(ツバサ)
(ツバサ) など

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