の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「隼」は「ハヤブサ」と読んで、鳥の名前を表す漢字です。「ハヤブサ」のイメージから素早く空を飛び回る姿が想像されて「疾走感」を与えてくれるので、近年は元気に走り回る男の子の名前によく使われるようになりました。「隼」を使って素敵な名付けができるように意味や由来、ハヤブサの特徴、名付けのポイントなどをご説明します。

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「隼」漢字の読みや画数の基本情報

画数 10画
音読 シュン、ジュン
訓読 はやぶさ
名乗り とし、はや、はやし、はやと
意味

1. ハヤブサ。ワシタカ科の敏速で勇猛な鳥
2. 勇猛な鳥の総称

由来/
成り立ち
「隹」は鳥の意味で、「十」に含まれる「一」は一直線に獲物を取る姿を表し、「ハヤブサ」の特徴を表現した。
説明の
仕方
鳥の「ハヤブサ」

「隼」の意味や由来は?どんな鳥?

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ハヤブサ

「隼」はハヤブサ目ハヤブサ科の鳥、「ハヤブサ」を指し、ワシやタカなどと同様に鋭いくちばしと爪で動物を捕まえて食べる猛禽類(モウキンルイ)に属します。「ハヤブサ」は俊敏性と飛行能力に長けているのが特徴で、自分よりも大きい動物を捕まえることができる、とても勇ましい鳥です。
「隼」の漢字も、このハヤブサの特徴を捉えています。漢字上部の「隹」は鳥のことで、下部の「十」を構成する横棒の「一」は一直線に獲物を取る姿を意味します。「十」は獲物を捕らえるために脚をすくめた様子を描いているという説もありますが、どちらもハヤブサのスピード感や勇ましさを連想して生まれたといえます。

余談ですが「ハヤブサ」の飛行スピードは最高時速390kmに達するといわれ、運動性が優れているものの象徴として使われます。走行スピードが国内最速の東北新幹線のほか、小惑星探査機や自動車、二輪車、戦闘機など高性能をウリにするモノの名前に「隼(ハヤブサ)」が使われているのです。

男の子に人気の「隼」

「隼」は「ハヤ」「ハヤト」「シュン」「ジュン」など男の子に使えそうな名乗りがたくさんあります。勇ましいハヤブサのイメージも相まって、人気が高まってきています。その人気ぶりは明治安田生命の名前ランキングからうかがい知ることができ、2005~2015年の11年間でベスト50に何度もランクインしています。
「ハヤト」の響きで使われることが多く、一文字名前で隼(ハヤト)、縮めた「ハヤ」の響きに「ト」の漢字を組み合わせて隼人、隼斗のように使われることもあります。その他に「シュン」「ジュン」の響きで隼哉(シュンヤ、ジュンヤ)や隼太(シュンタ)などの使用例も見られます。

「隼」は男の子らしい印象が強いので、女の子での使用例はそれほど多くはありませんが、「ハヤ」の響きを使って千隼(チハヤ)、美隼(ミハヤ)のように女の子らしい漢字を組み合わせて使われています。

【「シュン」の響きをもつ漢字】
駿」「」「」「」「春」など
【「ハヤ」の響きをもつ漢字】
」「」「」など

動物の力強さを表現した「隼」

「隼」の動物としてのイメージを派生させると、空を「自由に飛び回る」情景や、獲物をとらえる「勇ましい姿」などが連想できますね。このイメージを子供に重ねると、自由に体を動かして、かけっこが早いなど「運動ができて爽やか」「スポーツ万能」な姿も想起できます。

「隼」に願いを込めるなら、「スポーツ面で才能が開花するように」「爽やかでかっこいい子に育ってほしい」と表現できそうですね。また、「強く勇ましい姿」からは「困難にも勇ましく立ち向かってほしい」「強くたくましい、人を守れる存在になってほしい」と願いを込めることもできそうです。

名前に「隼」がつく子供は勇猛果敢に突き進む姿が思い浮かびます。どんな子供に成長してほしいか、想いを馳せながら「隼」を使って素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
(シュンスケ)
(シュンタ)
(シュンヤ、ジュンヤ)
(ハヤト、シュント)
(ハヤト、シュント)
(ハヤト、シュント) など

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