の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

七色の美しい帯が大空に架かる光景を連想させる「虹」。清々しく爽やかな印象を与えてくれますね。天気がこれから良くなってくれそうな「明るさ」や「希望」も感じさせる名前向きの漢字だといえます。この「虹」を使って素敵な名前が見つけられるように、漢字の成り立ちや意味、イメージなど、名付けのポイントをご紹介します。

更新日:

「虹」漢字の読みや画数の基本情報

画数 9画
音読 -
訓読 にじ
名乗り -
意味

1. にじ
2. 橋

由来/
成り立ち
爬虫類を表す「虫」とにじのアーチ状の形を表す「工」を組み合わせて「天に住む竜」を表した。昔、「にじ」の正体は「竜」だと考えられていたことに由来する。
説明の
仕方
空にかかる「にじ」

「虹」の意味や由来は?

虹

「虹」は空にかかる「にじ」の意味で有名ですね。この漢字の成り立ちはとても神秘的です。古来より自然現象として「にじ」は見られましたが、当時、科学的な根拠もなかったためにその正体は「天に住む竜に似た獣」だと考えられていました。「竜」は爬虫類に似ていると考えられていたので「虫」の字を使い、「にじ」のアーチがかった形状を「工」で表現して「虹」の字は生まれました。

ちなみに色が鮮やかに表れた「にじ」がオスである「虹(コウ)」、色の淡いものがメスの「蜺(ゲイ)」という竜だと考えられていたようです。

「虹」は名付けに向いている漢字? 

「虹」はあまり名前に使われる機会が多くない字ですが、近年はその個性的なイメージから名付けの人気が高まりつつあります。
音読みの「コウ」の響きを使って男の子なら虹輝(コウキ)や虹太(コウタ)、虹大(コウダイ)、女の子なら虹美(コウミ)や虹春(コハル)、真虹(マコ)など、字面が特徴的な名前を考えることができます。

ただし、「にじ」という漢字の意味が際立っているため、(意味上の)組み合わせる字との相性は確認が必要です。読み方が少ないこともあって「組み合わせに一苦労した……」という声も耳にします。

「虹」が持つ優美な自然のイメージ

「虹」は様々なイメージをもつ漢字です。
「にじ」が「空」や「天」にできることから「雄大な自然」を連想させ、「自由」「天真爛漫」とイメージを膨らませることもできますし、雨上がりの「清らかさ」「ロマンチック」な印象、さらにはそこから天気が晴れて「明るい」「輝き」「希望」といったイメージを連想することもできます。
また、「にじ」そのものは七色からなるといわれ、それぞれの色がグラデーションになっていて境目がないため「多様性」「平和」の象徴だと考えられています。色彩豊かな様子から「芸術」と関連付けることもできそうですね。

「虹」で子供の豊かな人生を願う

明るく色鮮やかな印象を与える「虹」は、子どもの輝かしい未来を願うのに適した字です。「光り輝く人生を」「天真爛漫でまっすぐ素直な子に」と願いを込めることができそうですね。
また、虹のカラフルな色とかけて「多彩な才能に恵まれるように」や、「多様性」「平和」のイメージをもとに「多様な価値観をもった子に」「一つの物事にとらわれない自由な発想のできる子に」と表現することもできますね。

大きな可能性を秘めた「虹」の字を使って、素敵な名前を赤ちゃんにプレゼントしてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
(コウキ)
(コウタ)
(コウダイ) など

(コウミ)
虹春(コハル)
虹(マコ) など

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