の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

男の子の名前でよく見かける「蓮」。明治安田生命の名前ランキングによると、特に一文字名前の「蓮(レン)」は2000年以降人気があり、2014年には数ある名前の中でランキング1位に輝きました。「蓮」を使って素敵な名付けができるように漢字の意味や由来、名付けのポイントをご説明します。

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「蓮」漢字の読みや画数の基本情報

画数 13画
音読 レン
訓読 はす、はちす
名乗り -
意味

1. はす。はちす
2. はすの実

由来/
成り立ち
「つらなる」を意味する「連」と「艹(くさかんむり)」を組み合わせて、「連なった実をつける植物」を表現している。
説明の
仕方
艹(くさかんむり)に連続の連

「蓮」の意味や由来は?

蓮

「蓮」は音読みで「レン」ですが、訓読みは「ハス」です。「蓮(ハス)の花」と使われるように、植物の名前を意味します
この植物は「連なってたくさんの実をつける」特徴があったので、「つらなる」を意味する「連」と「艹(くさかんむり)」をあわせて「蓮」とされました。

日本でも同様の植物に「蓮」を当てましたが、読み方は日本独特で「ハス」。「蓮」の実の断面がハチの巣のように穴がいっぱい空いていたので、「ハチの巣→ハチス→ハス」と呼ぶようになったそうです。

「蓮(ハス)」はどんな植物?花言葉は?

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蓮の花

「蓮(ハス)」はスイレン科の多年草で池や沼地で育ちます。野菜のレンコンは漢字で「蓮根」と表記し、蓮の茎が泥の中で成長したものを指します。漢字の成り立ちにもあるハチの巣のような穴の空いた断面は誰もが一度は目にしたことがありますね。
水の底に根を張り、成長すると長い茎を伸ばして水面に大きな葉っぱを広げます。そして、7~9月の夏の時期には白、ピンク、黄など彩り鮮やかな花を咲かせるわけです。

「蓮」と耳にすると、お寺などの池に浮かぶ大きな葉っぱを連想する人もいるのではないでしょうか。これは仏教の象徴的な花が「蓮」だからです。「蓮の花」が汚れた泥の中でも成長して美しい花を実らせる姿は、仏教における「苦しいことがあることで幸せを感じ取れる」という教えと重なり、清浄で犯しがたい象徴と考えたのに由来します。
ここから「清らかな心」「神聖」という花言葉をもつようになり、「汚れている環境でも、それに染まらずに清く生きる」ことを意味する「泥中の蓮」ということわざも生まれました。

「蓮」の一文字名前は2014年の人気ナンバー1!

前述の通り、「蓮(レン)」の一文字名前は男の子の名前でとても人気があります。明治安田生命の名前ランキングでは2000~2015年までの16年間でトップ10に何度もランクインしています。2014年に限らず、2004、2011、2012年にも1位を獲得しているので、最近では友達と名前がカブる可能性が高くなっています。そのため、蓮斗(レント)や蓮太郎(レンタロウ)、蓮介(レンスケ)のように他の漢字を組み合わせて使われることも増えています。

女の子の場合は、「カレン」の響きで花蓮、佳蓮、香蓮のように使われます。縮めて「レ」の響きで蓮奈(レナ)、蓮音(レノン)という名前も徐々に増えてきました。

こうした「蓮」の人気はどうして2000年頃に始まったかというと、1990年まで人名漢字として使えなかったからです。それ以前から「蓮」のポジティブな意味やイメージを活かして「名前に使いたい!」という要望が多かったため、人名用漢字に登録されるや一躍人気漢字になりました。

【「レン」の響きをもつ漢字】
」「漣」「憐」「錬」など

「蓮」にはどんな願いや想いが込められる?

親子

「蓮」の一字に願いや想いを込めるなら、その特徴である「泥にまみれながら綺麗な花を咲かせる」情景をイメージしてみましょう。
ただ綺麗なだけではなく「困難に打ち勝つ子に」「つらくても、良い結果に結びつけてほしい」「どんな苦しいことがあっても、負けずに力強く生きてほしい」という願いを込められます。
また、「清らか」なイメージを活かして、「清い心を持ち続け自分の判断を信じてほしい」と想いを表現することもできます。

「蓮」は「清らかで優しい中にも力強い」印象があります。そのイメージを活かして「蓮」を使った素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
(レント)
(レント)
(レンスケ)
(レナ)
蓮(カレン) など

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