陸の意味は?名付けのポイントを徹底解説!
雄大に広がる大地を連想させる「陸」。「スケールの大きさ」を感じますね。一文字名前の「陸(リク)」は2006年に「男の子に人気の名前」の1位に輝くほど名付けによく使われています。「陸」の意味や由来を知って自分なりの願いや想いを込められるように、名付けのポイントについてご紹介します。
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「陸」漢字の読みや画数の基本情報
画数 | 11画 |
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音読 | リク |
訓読 | - |
名乗り | あつ、あつし、くが、たかし、ひとし、みち、む、むつ、ろく |
意味 | 1. 高く平らな土地
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由来/ 成り立ち |
神様が上り下りするハシゴを表す「阝(こざとへん)」と小さなテントを表す「坴」を組み合わせて、「神様を迎えるためのテントがあるところ」を指している。 |
説明の 仕方 |
大陸の陸 |
「陸」の意味や由来は?
「陸」は海に対する反対の言葉で「高く平らな土地」を表す漢字です。この漢字の成り立ちは、神様が天と地を上り下りするために使ったハシゴを指す「阝(こざとへん)」と小さなテントを表す「坴」を組み合わせたことに由来します。2つを合わせて「陸」は「神様を迎えるためのテントがあるところ→テントが立っている場所そのもの」を表現しています。こうして広大な土地、陸地を表すようになりました。
「陸」は一文字名前で男の子に人気の漢字!
大自然をイメージさせる「陸」はとても印象が良いため、名前によく使われています。明治安田生命が発表する名前ランキングでは、1997年以降何度もトップ10にランクインし、2006年に限っては男の子の人気の名前1位に輝いています。ほかにも漢字を組み合わせて陸斗や陸人、陸翔の「リクト」の名前でも何度もランクインしています。
名乗りを使った場合には、「アツ」の響きで陸志(アツシ)や「ミチ」の響きで悠陸(ハルミチ)、陸太郎(ミチタロウ)、「ム」の響きで歩陸(アユム)、拓陸(タクム)と考えることもできますよ。
「陸」の力強さ、スケールの大きさから願いを込める
「陸」といえば、やはり「壮大な自然」をすぐに想像するのではないでしょうか。木々は大地に根をおろし、動物たちもたくましく生きています。「生命力」やどっしりとかまえた「力強い安定感」などのイメージがありますね。「地に足を付けて力強く生きてほしい」「広大な大地のように心の広い子になってほしい」と願いを込めることができそうです。
また、何にもおびやかされない「自然体」な様子や長く連なっている大陸から「結びつき、つながり」と連想して「いつも自然体でいてほしい」「一つ一つの出会いを大切にしてほしい」と考えることもできます。
「陸」はたくましさの中にも「自然体」「一体感」といった周囲とすぐに馴染んでくれるような印象をもった漢字です。人気の「陸」を使った素敵な名前を赤ちゃんに贈ってあげてくださいね。
【組み合わせて使われる漢字】
陸志(アツシ)
歩陸(アユム)
拓陸(タクム)
悠陸(ハルミチ)
陸斗(リクト)
陸人(リクト)
陸翔(リクト)
陸太郎(ミチタロウ)