の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「尋」は「ヒロ」の響きで男の子・女の子ともに名付けによく使われる漢字です。日常生活でもたびたび目にする漢字ですが、漢字の成り立ちや意味については意外と知らない人も多いのではないでしょうか。「尋」の意味や由来、名付けのポイントをご説明します。

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「尋」漢字の読みや画数の基本情報

画数 12画
音読 ジン
訓読 たず(ねる)
名乗り ちか、つね、のり、ひつ、ひろ、ひろし、みつ
意味

1. たずねる。探る。聞きただす
2. 継ぐ。引き継ぐ。重ねる
3. 至る。及ぶ
4. 用いる
5. 両手を左右に伸ばした長さ。ひろ
6. 常。並み
7. ついで。まもなく

由来/
成り立ち
「ヨ」と「口」は右手に器をもつ様子を、「寸」と「工」は左手に道具をもつ様子を表す。組み合わせて「両手を広げている」ことを表現している。
説明の
仕方
尋問の尋

「尋」の意味や由来は?

両手

「尋」は「たずねる」の意味で有名ですが、もとは「ひろ」と読んで「両手を左右に伸ばしたときの長さ」を表す漢字でした。これは「尋」を「ヨ」「ロ」「エ」「寸」の4つに分解すると分かります。

4つの部位は2つずつで組を成しており、1つは右手を表す「ヨ」に器を表す「口」、もう1つは左手を表す「寸」に道具を表す「工」を組み合わせたものです。こうして「(器をもった)右手と(工具をもった)左手を広げている様子」を表現して生まれたのが「尋」です。両手を左右に広げた時の、右手の指先から左手の指先までの長さを「ひろ」といい、主に水深を表現する単位として使われました。

ここから「(長さを)次々と探し求めていく→探り求める」と変化して、「探る、聞き出す」など「たずねる」の意味が生まれました。

「尋」は女の子の「千尋」の名前が人気

「尋」は男の子、女の子どちらの名前にも使われる漢字で、その多くが「ヒロ」の響きで使われます。特に、女の子の「千尋(チヒロ)」の組み合わせでよく見かけると思います。これは明治安田生命の名前ランキングに何度もランクインしている有名な名前で、1990年には4位に入るほどの人気がありました。ほかにも女の子なら尋子(ヒロコ)や尋乃(ヒロノ)、尋美(ヒロミ)、麻尋(マヒロ)など、男の子なら利尋(トシヒロ)や尋也(ヒロヤ)、尋基(ヒロキ)などが考えられます。
音読みの「ジン」を使えば一字で尋(ジン)、漢字を組み合わせて尋太郎(ジンタロウ)など特徴的な男の子の名前も考えられそうですね。

「好奇心」と「可能性」を連想させる「尋」

「尋」は「たずねる」の意味があることから、熟語を見ると「調査究明する」ことを表す「尋究(じんきゅう)」や「深い道理をきわめる」ことを表す「尋幽(じんゆう)」など、「好奇心」「探求心」を想起させます。
また、長さの単位を表すことからもイメージを膨らませることができます。物理的な長さ、遠さ、深さを表すので「たくさんあること」を表す「千」と組み合わせると「とても長い」「とても遠い」「とても深い」といった意味になります。「千尋之谷(せんじんのたに)」は「ものすごく深い谷」を、「千尋之山」は「ものすごく高い山」を表します。このように、空間の広がりからは終わりがなく「永遠」に続く雰囲気やどこまでも続く「可能性」といった言葉を連想させます。

深みのある人になるよう「尋」を贈る

「尋」がもつイメージをもとに、名前に素敵な願いや想いを込めてあげたいですね。
たとえば、「好奇心」「探求心」のイメージをもとに「何にでも興味をもつ好奇心旺盛な子に」「1つのことに集中して取り組める子に」と願いを込めることができます。
また、長さを表すことから「深みのある人になってほしい」と考えることもできますね。「千尋」は広がりを連想することから「幸せが永く続くように」「たくさんの可能性を秘めた子に」と様々な願いを込められる名前なんですね。

「尋」は字面も特徴的なので、印象に残りやすい名前を考えられそうです。探求心と味わい深い人間性を兼ね備えた人になるよう、「尋」を使った素敵な名前を考えてみてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
(ヒロコ)
(ヒロノ)
(ヒロミ)
尋(マヒロ) など

尋(トシヒロ)
(ヒロキ)
(ヒロヤ)
郎(ジンタロウ) など

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