零の意味は?名付けのポイントを徹底解説!
「零」の漢字からは、「数字のゼロ」を思い浮かべる人は多いと思います。しかし、「ゼロ」は後からついた意味で、本来は別の意味をもつ漢字なんですよ。漢字の意味や由来を理解して素敵な名付けができるように、「零」の名付けのポイントをご説明します。
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「零」漢字の読みや画数の基本情報
画数 | 13画 |
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音読 | レイ |
訓読 | こぼ(れる)、ふる |
名乗り | しずく |
意味 | 1. 静かに降る雨。零雨
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由来/ 成り立ち |
「令」はお辞儀をして神様にお願いする様子で、「雨」と組み合わせ、神様に願いが通じて「静かに雨が降り始める」様子を表す。 |
説明の 仕方 |
「雨」の下に命令の「令」を合わせた漢字 |
「零」の意味や由来は?
「零」がもつ本来の意味は、「静かに降る雨」です。「令」はお辞儀をして神様にお願いする様子を表し、「雨」と組み合わせることで、神様に願いが通じて「静かに雨が降り始める」様子を表現しています。そして、雨のしずくが落ちてくることから「落ちる、こぼれる」の意味をもつようになりました。
一方で「数字のゼロ」は1000年程前の中国で、「0」に「零」の漢字を当て「レイ」と読み始めたことが由来といわれます。雨の水滴の形が「0」に似ていることから漢字の「零」を当てたのではないか、という説もありますが、正確な由来は不明です。
英語圏では「0」を「ゼロ」と読むので「レイ=ゼロ」となり、そこから「零=レイ=ゼロ」のイメージが定着しました。
「零(レイ)」の爽やかな響き
「零」は「レイ」の響きが爽やかなことから男女ともによく使われ、男の子の場合は零(レイ)や零士(レイジ)、零斗(レイト)のように使われます。
女の子なら零花(レイカ)や零菜(レイナ)、美零(ミレイ)のほかに、雨が降る様子を表すことから「シズク」の名乗りがあるので、零(シズク)と使うこともできます。
「零」に無限の可能性を込めて
「零」には字面や響きから「爽やかでカッコいい」イメージ、静かに清らかに降る雨の情景からは「ロマンチック」なイメージも想像できます。「運動ができて爽やかな子になってほしい」「これから素敵な出会いが待っていますように」という願いを込められます。
また「数字のゼロ」のイメージから、生まれた瞬間を0として「これから多くのことを積み重ねて成長してほしい」という願いも込められます。
「零」は「ゼロからのスタート」で、希望や可能性が詰まった漢字といえます。子供が成長し、できることが増えていく姿を想像しながら、ぜひ素敵な名前を考えてあげてくださいね。