の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「朱」は「朱色」と使われるように「赤みがかった色」を表すことから、女の子の名前によく用いられます。名付けでは「アカ」「シュ」「ジュ」「ス」などの響きを活かして、様々な組み合わせで使われています。漢字の意味やイメージを知り、より素敵な名前を考えられるように「朱」の名づけのポイントをご説明します。

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「朱」漢字の読みや画数の基本情報

画数 6画
音読 シュ
訓読 あか、あけ
名乗り あけみ、あや、す
意味

1. あか。五行で南方の正色
2. 赤色の顔料。朱墨
3. 中心の赤い木。松・柏の類
4. 小人
5. 昔の貨幣の単位

由来/
成り立ち
「朱」は「木」と「一」を組み合わせた漢字。「木」に横線を加えて「木の中心の赤味がかった部分」を表現している。
説明の
仕方
朱色の朱

「朱」の意味や由来は? 

赤色

「朱」は「赤色」を表す漢字として有名ですね。ただ、正確にいうと「黄色がかった赤色」を指し、これを「朱色」といいます。この成り立ちは「朱」の字の形から理解できますよ。

「朱」は「木」に「一」を組み合わせた漢字です。「木」の真ん中に横線を引くことで「木の中心部分」を表し、「幹の真ん中の赤い部分」を指したのが「朱」のはじまりです。

「朱」は女の子に使える響きがたくさん!

「朱」を使った名前は女の子に人気があり、「朱莉(アカリ)」「朱音(アカネ)」などが明治安田生命の名前ランキングにランクインしています。「朱」が表す「女の子らしい」色味が好印象のようです。
「アカ」の響きを使うのであれば、先ほどのように「アカリ」や「アカネ」といった人気の響きに当てられますし、「シュ」「ジュ」の読みを使うなら朱里(シュリ、ジュリ)や朱璃奈(ジュリナ)と考えることができます。「アヤ」と読ませれば朱花(アヤカ)や朱子(アヤコ)なども考えられますね。

男の子に使うなら、朱羽(シュウ)や朱晴(スバル)など、「シュ」「ス」の響きが組み合わせやすいですが、使用例としてはそれほど多くありません。

「朱」がもつイメージは?

「朱色」は黄色味がかった明るい赤色で、「光り輝く太陽の色」と形容されることもあります。そのため太陽の光が燦々と振りそそぐ「夏」の季節を「朱夏」ということもあり、「エネルギッシュ」なイメージがあります。
さらに「朱」がもつ「明るい」印象は「明暗」のような対立するもに応用されます。「朱に交われば赤くなる」ということわざがあり、意味は「人は交わる友によって善悪いずれにも感化されること」を表します。「朱」のような明るい友と交われば善人になり、そうでない暗い色と交われば悪人になってしまうということですね。

また、「朱」は「和風」「古風」といったイメージも伴います。これは日本の古い宮殿や寺院などに「朱色」が使われているためです。仏教が伝来した6世紀ころから建てられた寺院の多くに「朱」が彩りとして使われています。

「朱」にはどんな願いや想いが込められる?

鳥居や和食器などに使われる明るい赤色なので「伝統を感じさせる落ち着いた人になるように」「人を癒すことのできる包容力のある人になるように」と願いを込めて使うことができますね。
また、「エネルギッシュ」なイメージをもとに「元気いっぱいな子に」と表現することもできますし、「朱に交われば赤くなる」の言葉をもとに「周りに良い影響を与えられる人に」と考えることもできます。

「朱」は様々な読み方ができる漢字です。「伝統的」でありながらも「活動的」な印象も与えられるので、願いや想いも込めやすそうですね。「朱」がもつ意味やイメージを理解して、素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
朱音(アカネ)
(アカリ)
(アヤカ)
(アヤコ)
(シュリ、ジュリ)
(ジュリナ) など

朱羽(シュウ)
(スバル) など

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