の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「由」は由菜(ユウナ)や由佳(ユカ)など、「ユウ」「ユ」の響きで女の子の名前に使われる漢字です。「自由」「理由」「由来」などの熟語によく使われますが、一字だけでどんな意味があるのかは意外と知りませんよね。「由」を使って素敵な名付けができるように漢字の意味や由来、名付けのポイントをご説明します。

更新日:

「由」漢字の読みや画数の基本情報

画数 5画
音読 ユ、ユイ、ユウ
訓読 よ(る)、よし
名乗り ただ、みち、ゆき、より
意味

1. 基づく。経る。従う。手本とする。
2. なお。より(助字)
3. 理由。方法
4. 木の切り株から生えた芽。ひこばえ
5. 孔子の弟子の名前
6. 伝え聞いたことを示す言葉。

由来/
成り立ち
「由」はひょうたんの形に似ていて、中身を取り出すために狭い注ぎ口の「1点を通過する」様子を表現している。
説明の
仕方
自由の由

「由」の意味や由来は?

ひょうたん

「由」は「基づく」「立ち寄る」「たより従う」などの意味をもつ漢字ですが、すべてに共通して「よる」という核になる意味があります。これは「由」の漢字の形をよく見ると少しずつ分かります。
「由」の形はひょうたんの形に似ていて、その器の口から中身を取り出すためには、狭い注ぎ口の「1点を通る」必要があります。ここから、目的地に向かう途中で1点に止まって休憩する「立ち寄る」の意味ができたり、ある物事(1点)をよりどころにする「基づく」の意味ができたりしました。

ちなみに日本だけでの使われ方ですが、手紙などで「ご病気の由(ヨシ)」と文末に使われることがあります。意味は「病気だと聞きましたが」と、だれかから伝え聞いたことを表す「伝聞表現」です。これは、「とある情報源をよりどころにする」の意味で「寄(よ)す」と使われていたところに「由」が当てられてできたと考えられています。

「由」は「ユ」の響きの代表漢字!

「由」は女の子の名前で「ユ」の響きに当てられれる代表的な漢字です。
明治安田生命が発表している名前ランキングによると、由美子(ユミコ)が1950年~1971年まで22年間、真由美(マユミ)が1961~1979年まで19年間、由美(ユミ)が1962~1972年の11年間、それぞれトップ10にランクインし、「由美」の組み合わせで一大ブームを巻き起こしました。
2000年代に入ってからも2005~2015年の11年間で由依(ユイ)や由奈(ユナ)、真由(マユ)などがトップ100に8回ランクインするなど、安定して名前に使われています。

男の子の名前では由騎(ユウキ)や由都(ユウト)のように「由(ユウ)」の響きで使われます。他にも「ヨシ」の名乗りが有名で、由伸(ヨシノブ)や由基(ヨシキ)といった名前で見かけますね。

【「ユウ」の響きをもつ漢字】
」「」「」「」「」など

熟語から想像する「由」の印象

女の子

「由」の字に「どんなイメージがあるか」と聞かれるとなかなかパッと思い浮かびませんよね。漢字のイメージをとらえるためには、「由」を熟語で見ていくと想像が膨らみますよ。
たとえば「由」を含む代表的な熟語「自由」があります。「自由」は自分の心を拠り所に、思い通りになることの意味で、「のびのびとした」イメージが出てきますね。「由緒ある」という言葉からは歴史の重みを感じる「趣のある」様子を想像できます。

他にも熟語はたくさんあるので、調べてみるとイメージが膨らんで「由」への愛着がわきますよ。

「由」で頼り頼られる存在に

手

子どもの成長した姿を想像しながら、「由」がもつイメージを活かして願いや想いを込めてあげてください。
「由」がもつイメージから「人を引き付ける、味わい深い人に成長してほしい」「のびのび大きく成長してほしい」と願いを込められます。
また、イメージからではなく「由」がもつ意味を活かして、「たよる」の意味から「他の人の拠り所となれるたくましい存在に」や、「基づく」の意味から「物事を順序立てて考えられる人になってほしい」という想いも表現できます。

「由」は画数も少なく、スッキリした印象があるので、どんな漢字も組み合わせやすいのが特徴です。「由」がもつ意味やイメージを理解して、素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
(ユカ、ユイカ、ユウカ、ヨシカ)
(ユナ、ユイナ、ユウナ)
(ユリ、ユウリ)
(ユイ)
由(マユ)
(ユキ、ユウキ、ヨシキ、ヨシノリ) など

おすすめ記事