の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「颯爽(サッソウ)」という言葉に使われるように、「颯」はどこかさわやかな印象を与える漢字ですね。「風」という字が入った字面もかっこいい印象があるので、男の子の名前によく使われる人気漢字になっています。「颯」を使った素敵な名前がつけられるように漢字の意味や由来、名付けのポイントなどをご説明します。

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「颯」漢字の読みや画数の基本情報

画数 14画
音読 サツ
訓読 -
名乗り そう、はや、はやて、はやと
意味

1. 風の吹く音
2. はやて。疾風

由来/
成り立ち
「風が立つ」と書くことから風が巻き起こることを表す。
説明の
仕方
颯爽の颯

「颯」の意味や由来は?

風

「颯」は「風の吹く音」を意味します。その由来は漢字の成り立ちそのままで、「風が立つ」と書くことから「風が巻き起こること=風が吹く音」を表すようになりました。

「颯」は元々、ヘンの「立」の音をとって「リツ」と読まれていたものの、風が吹く音を表現することから「サツ」という読みが当てられるようになったという説があります。それだけ、風の音と関係の深い漢字なのです。

男の子の名前で人気の「颯」

1990年から名前に使えるようになった「颯」は男の子の名前に人気があり、明治安田生命の名前ランキングでは2004~2015年の12年間連続で「颯」を含む名前が上位にランクインしています。漢字一字で颯(ハヤテ)と読ませるほか、「ソウ」の響きを使った颯一郎(ソウイチロウ)、颯介(ソウスケ)、「ハヤ」の響きを使った颯斗(ハヤト)などが人気です。組み合わせる漢字によっては他にもかっこいい名前が考えられそうですね。

女の子の名前では、千颯(チハヤ)、颯希(サツキ)など女の子らしい響きの名前に当てられています。「颯」は画数が多くて字が詰まって見えやすいので、シンプルな漢字と組み合わせたほうがスッキリした印象を与えてくれます。

また、最近では「颯」の「ソウ」や「サツ」の頭文字だけを使い、「ソ」や「サ」の響きで利用する名前も見られます。

【「ソウ」の響きをもつ漢字】
」「」「」「」「壮」など
【「ハヤ」の響きをもつ漢字】
」「駿」「勇」「」など

爽やかなイメージをもつの「颯」

飛行機

日常的に「颯」を見かけるのは、主に「颯爽」という熟語だと思います。これは「人の姿や態度が爽やかで勇ましい様子」を表す言葉なので、名前に「颯」がついていたら、「爽やか」で「凛々しい」印象を受ける人が多いでしょう。素早く行動してきびきびした姿をイメージすると「アクティブに色々なことに取り組む」様子も思い浮かびますね。
「英姿颯爽(エイシサッソウ)」という四字熟語は、まさにこれらのイメージを表現した言葉で、「姿形が立派で堂々としており、見ていて気持ちの良い様子」を意味します。
基本的に、「颯」のついた名前からはポジティブな印象を受けるので、安心して名前に使ってあげてください。

明るく爽やかな子を願って「颯」を使おう

親子

字面のかっこよさから名前に使うこともできますが、「颯」に込めた想いや願いを言語化しておくともっと素敵な名前になりますよ。
颯爽のイメージ通りに、「明るく爽やかな子に成長してほしい」という願いを込めるのがシンプルですね。また、何事もササッと取り組む姿から「文武両道。周囲から憧れられる存在になってほしい」という願いを込めるのも素敵です。素早さと勇ましさをもって「スポーツで活躍してほしい」という想いを表現することもできますね。

「颯」の名前を授かったら、きっと爽やかで周囲から好感をもたれるような子に成長してくれるはずです。今後のたくましい成長を願って「颯」を使った素敵な名前をプレゼントしてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
(ソウタ、ハヤタ)
(ソウスケ)
(ソウト、ハヤト)
(ソウマ)
(ソウシ) など

(サツキ)
(サツキ) など

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