の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「晶」は男女問わず名付けによく使われる漢字です。有名な「アキ」「アキラ」「ショウ」のほかにも名乗りがあり、様々な名前を考えられますよ。せっかく名前に使うなら「晶」の字の意味や成り立ちも知っておきたいですね。「晶」を使って素敵な名前を考えるヒントになるよう、意味や由来、名付けのポイントをご説明します。

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「晶」漢字の読みや画数の基本情報

画数 12画
音読 ショウ
訓読 あき(らか)
名乗り あきら、てる、まさ、よし
意味

1. 明るくきらきら輝く。明らか
2. 光
3. 鉱物の名前。水晶

由来/
成り立ち
「星の光」を表す「日」を3つ重ねて「星々の輝き」を表現している。
説明の
仕方
水晶の晶。「日」を3つ組み合わせた漢字

「晶」の意味や由来は? 

水晶

「晶」は星の光を表して、「光」「明るくきらきら輝く」などの意味をもつ漢字です。また、星の光が輝く様子を鉱物にも重ね、「水晶」を表すようにもなりました。

この成り立ちは「晶」を構成する3つの「日」に注目すると見えてきます。「日」は太陽のように輝く「星の光」を表しています。「日」を3つ重ねて「星々の輝き」を表現したわけです。
その「星」の字も古くは「日」ではなく、「晶」を組み合わせていたほどです。

ちなみに、「晶」に似た字の「昌」は星の光が2つ重なった形で、「明らか、盛ん」の意味があります。「晶」はそれよりも「日」が1個多いのでより一層明るい「輝き」の意味になっているようです。

「晶(アキラ)」は女の子の名前にも使われる漢字

「晶」には音読みの「ショウ」や「明らか」から生まれた「アキ」「アキラ」など、男の子の名前に使えそうな響きを多くもっています。しかし、「アキラ」の響きに関しては女の子の名前でも使われます。「アキラ」といえばどこか男の子っぽい印象を受けると思いますが、字面が左右対称の「晶」は星の光という「自然」を表す「中性的」な印象の漢字であるため、同じ響きをもつ「」「」「」に比べると女の子の名前によく使われているようです。
ここから、男の子に使う場合には「男の子っぽさ」の中にもどこか「やわらかさ」「目新しさ」を与えてくれます。

たとえば、「アキ」の響きに漢字を組み合わせれば、女の子で晶恵(アキエ)や晶奈(アキナ)、千晶(チアキ)など、男の子で晶翔(アキト)、和晶(カズアキ)、音読みの「ショウ」の響きを使えば晶子(ショウコ、アキコ)、晶太(ショウタ)晶真(ショウマ)、晶悟(ショウゴ)など、男女それぞれの名前を考えられます。

「透明感」「美しさ」「光」を想起する「晶」

「晶」は明治時代の歌人・与謝野晶子(アキコ)さんの名前からどこか「古風」「和風」といった印象を受ける人もいると思います。ただ、本来の漢字の成り立ちやそこから生まれた意味から考えれば、夜空を見上げた時の「まばゆい輝き」「澄み切った光」を思い起こされる「明るい」印象をもった漢字だといえます。水晶のように、派手すぎず「透明感」があって、「凛としたクールな雰囲気」も感じられます。
熟語を見ても「透き通って美しいこと」を表す「晶瑩玲瓏(しょうえいれいろう)」や「明るく光り輝くこと」を表す「皎皎晶晶(こうこうしょうしょう)」など、「透明感」「美しさ」「光」を連想させてくれます。

「晶」は透明感のあるピュアな赤ちゃんにピッタリの漢字

「晶」の字の由来である星の光になぞらえて願いや想いを込めてあげると「きらきらと明るく輝く人生を」「いつも明るい子に」などが考えられます。
さらに水晶の「透明感」「美しさ」といったイメージから「純粋で清らかな心をもち続けてほしい」と想いを込めることもできます。
「晶」が表現する「まばゆい輝き」「透明感」は、まさにこれから生まれてくる純真無垢な赤ちゃんの姿と重なりますね。

明るい輝きと凛とした透明感を併せもつ「晶」。成長してどんな輝きを放ってくれるのか楽しみになりますね。ぜひ「晶」を使った素敵な名前を赤ちゃんに贈ってあげてください。

【組み合わせて使われる漢字】
(アキエ)
(アキコ、ショウコ)
(アキナ)
(アキホ)
千晶(チアキ)
(マサミ) など

(アキト)
晶(カズアキ)
(ショウゴ)
(ショウタ)
(ショウマ) など

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