晃の意味は?名付けのポイントを徹底解説!
「晃」は名前によく使われているので「アキ」「アキラ」「コウ」などの読みを知っている人も多いと思います。「日」「光」を含んでおり、何となく意味を連想できそうですが、名前で使うならきちんと知っておきたいですね。「晃」を使って素敵な名前を考えられるように、その意味や由来、名付けのポイントをご説明します。
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「晃」漢字の読みや画数の基本情報
画数 | 10画 |
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音読 | コウ |
訓読 | あき(らか) |
名乗り | あきら、きら、こう、ご、てる、ひかる、みつ |
意味 | 1. 明らか
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由来/ 成り立ち |
上部の「日」が太陽、下部の「光」はそのまま光を表し、2つを組み合わせて「日光が輝くこと」を意味する。 |
説明の 仕方 |
「日」と「光」を上下に合わせた漢字 |
「晃」の意味や由来は?
「晃」は漢字上部にある「日」が太陽を表し、下部の「光」はそのまま光で、2つを組み合わせて「日光が輝くこと」を表しています。そこから「光る」や「明らか」などの意味が生まれました。
この「晃」には異体字に「晄」があります。異体字とは「高」に対しての「髙」のように意味や読みは同じで別の表記をする文字のこと。「晃」「晄」どちらも名前に使えて画数も同じなので、見た目の好みで選んであげてください。
ただし、一般的には広く「晃」が認知されているため、「晄」の説明の仕方が「日に光」で「晃」とカブったり、パソコンで変換が出にくかったりと不便することが多いようです。
「晃」は「コウ」の響きが人気
「晃」は音読みで「コウ」と読むだけではなく、「明らか」の意味から生まれた「アキ」「アキラ」の読みもあります。
どの読みも名前に使われますが、2000年以降では「コウ」が男の子の名前によく使われ、晃太(コウタ)や晃司(コウジ)、晃大(コウダイ)、晃輝(コウキ)などがあげられます。
また、「アキ」は男女どちらの名前にも使われ、男の子なら晴晃(ハルアキ)、晃博(アキヒロ)、女の子なら晃菜(アキナ)、晃帆(アキホ)などがあります。
【「コウ」の響きをもつ漢字】
「紘」「航」「煌」「公」など
【「アキラ」の響きをもつ漢字】
「旭」「英」「明」「暁」「玲」など
「晃」にはどんな願いや想いが込められる?
「晃」はその意味通りに「明るい」「輝かしい」などのイメージがあります。さらに、日光が輝く様子は光が四方に広がって、周囲を明るく照らす情景を想起するので「ぽかぽかと暖かい」「周囲を包み込む」などのイメージが思い浮かびます。
「光」は「影」と対比になるので、「良い面」と「悪い面」、「正義」と「悪」と派生させて「正義感がある」とも考えられますね。
これらのイメージを活かして願いを考えると「明るく暖かな子に育ってほしい」「輝かしい人生を送ってほしい」などが思いつきます。
「周囲を包み込む」「正義感がある」イメージを活かすと「困った人がいたらすぐに助けてあげられる優しい人に」と願いを込めることも出来そうです。
「晃」は文字の形通り「日」「光」をもった明るく穏やかなイメージがあります。この一字を使って素敵な名前をプレゼントしてあげてください。
【組み合わせて使われる漢字】
晃博(アキヒロ)
晃基(コウキ)
晃己(コウキ)
晃司(コウジ)
晃太(コウタ)
晃大(コウダイ)
陽晃(ハルアキ、ヨウコウ)