の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「強い生命力」を連想させる「生」は、漢字を組み合わせて名付けに良く使われる字の1つです。明治安田生命の名前ランキングにも毎年登場している漢字で、多くのママやパパが使用を検討する字だといえます。人気の「生」の意味や成り立ち、そこからどんな願いが込められるのかなど、名付けのポイントをご紹介します。

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「生」漢字の読みや画数の基本情報

画数 5画
音読 ショウ、セイ
訓読 い(かす)、い(きる)、い(ける)、う(まれる)、う(む)、お(う)、き、なま、は(える)、は(やす)
名乗り あり、いき、いく、いける、うぶ、うまる、おき、さく、すすむ、たか、なり、のう、ひさむ、ふ、ふゆ、ぶ、み、ゆき、よ
意味

1. 生きる。命がある。命を保つ
2. 生きながら。生きたままで
3. 命。姓名
4. 生きもの。あらゆる生物
5. 暮らし。生活
6. 生。未熟
7. 生まれる。生む
8. 生まれながら。生まれつき
9. 生える。芽が出る。生長する
10. 学者・学生などの称
11. 旧劇の男役の一つ

由来/
成り立ち
「生」は土から草が生え出る様子をそのまま字に表した漢字。
説明の
仕方
生命の生。「イキル」

「生」の意味や由来は? 

樹

「生」は「生命」「生存」などの熟語で普段の生活から馴染みがあるため、「命」「生きる」の意味は有名ですね。この漢字の成り立ちはとてもシンプルで「地面から草が生え出る様子」を文字として表現したことに由来します。
ここから「(草花が)生える」「生きる」「命」などの意味ができ、その対象である「生きもの、あらゆる生物」も指すようになりました。

ちなみに、「生糸(きいと)」「生真面目(きまじめ)」などに使われる「生」は「混じりけがないこと」を意味し、「生粋(きっすい)」もこの意味で使われています。ただし、「混じりけがないこと」は日本独自で誕生した意味なので、ほかの漢字圏の国々では使われていません。

「生」は男の子にも女の子にも人気の漢字! 

冒頭でも述べた通り、「生」は明治安田生命の名前ランキングに毎年ランクインしている人気の漢字です。たとえば2015年では「男の子に人気の漢字」で17位にランクインし、「男の子に人気の名前」も「樹生(タツキ)」が53位に、「女の子に人気の名前」で「芽生(メイ)」が25位に入っています。
ほとんどが名前の最後に止め字として使われ、「イ」「キ」「セイ」など様々な響きで使われます。男の子なら龍生(タツオ、タツキ、リュウセイ)や悠生(ハルキ、ユウセイ)、蒼生(アオイ)、煌生(コウセイ)など、女の子なら紗生(サキ)や凛生(リオ)、弥生(ヤヨイ)などと使われます。

小学1年生で習う漢字なので「子供も書きやすい」ですし、字面がスッキリしていて「どんな漢字とも組み合わせやすい」特徴がります。一方で、止め字に使われ、読み方が様々あるため「何と読んでいいか分かり難い……」という声もあることは覚えておいてくださいね。

ポジティブな印象の「生」

「生」は「生命」に関わる様々なイメージを想起させてくれます。生まれたての赤ちゃんのように「純真無垢」な様子や「初々しさ」がイメージできますね。
また、漢字の成り立ちのように草が上へ上へとまっすぐに伸びていく様子は「生命力」「力強さ」を連想させますし、すくすく成長するので「健康」と紐づけたり、「まっすぐ素直」と連想したりできますよ。
ポジティブな印象の多い漢字なので安心して名付けに使ってくださいね。

赤ちゃんの「誕生の喜び」と「成長」を願って「生」を贈る

新たな命の誕生をストレートに表現できる「生」は、子供の未来や健やかな成長を願うのに適した漢字といえます。その想いを漢字に込めて「明るくのびのびと育つように」と陽生(ハルキ)や晴生(ハルキ)、「優しく強くになるように」と優生(ユウセイ)などの名前を贈ることができます。
また、生まれた季節にちなんで女の子に夏生(ナツキ)や、植物を連想させる漢字との相性も良いので、莉生(リオ)や咲生(サキ)といった名前で「誕生の喜び」「これからの成長」を表現することもできます。

組み合わせる漢字との意味を考えながら、これから生まれる赤ちゃんの輝かしい将来を願って、素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
生(アオイ)
生(コウセイ)
生(タツキ)
龍生(タツオ、タツキ、リュウセイ)
生(ハルキ、ユウセイ)
生(ハルキ)
生(ミズキ) など

生(サキ)
夏生(ナツキ)
生(メイ)
生(ヤヨイ)
生(ユイ)
生(リオ)
生(リオ) など

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