匠の意味は?名付けのポイントを徹底解説!
「匠」は男の子の名前で人気があり、「タクミ」「ショウ」などの一文字名前でよく使われます。「タクミ」の響きから「タクミな話術」「タクミに売り込む」など、「創造力が豊か」「手先の器用な様子」を思い浮かべる人も多いと思います。「匠」を使って素敵な名付けができるように意味や由来、名付けのポイントをご説明します。
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「匠」漢字の読みや画数の基本情報
画数 | 6画 |
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音読 | ショウ |
訓読 | たく(み) |
名乗り | たくみ、なり、なる |
意味 | 1. 職人。技術者。たくみ
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由来/ 成り立ち |
「匚」と「斤」は、それぞれ「さしがね」と「オノ」を表し、どちらも職人の道具を表す。 |
説明の 仕方 |
師匠の匠 |
「匠」の意味や由来は?
「匠」は漢字を分解すると「匚」と「斤」に分けられ、それぞれ「さしがね」と「オノ」を意味します。どちらも「道具」を意味する文字なので、大工や技術者のような「職人」を意味するようになりました。この「職人」の意味から派生して技術者が行う行為、すなわち「製作、細工」の意味や、それをどう作っていくか「考案する、工夫する」なども表すようになりました。
名付けに「匠」はどう使われるの?
「匠」は「ショウ」や「タクミ」、縮めて「タク」の響きで男の子の名前によく使われます。「ショウ」と耳にすると、人気の「翔」「尚」「晶」「将」などを思い浮かべる人もいるかもしれません。それぞれの漢字でイメージは違い、「匠」は経験・技術を着実に身に着けるような地に足のついた雰囲気が感じられますね。
一文字名前の匠(ショウ、タクミ)や漢字を組み合わせた匠真(ショウマ、タクマ)が特に人気で、他には匠理(ショウリ)や匠海(タクミ)などの名前も見られます。
職人といえば男性が多かったので、「匠」の字には男の子のイメージがあり、女の子の名前での使用例は多くないようです。ただ、「ショウ」の響きで匠子(ショウコ)と使ったり、柔らかい響きの「ナル」という読みで匠実(ナルミ)のように使ったりすることもできます。
【「ショウ」の響きをもつ漢字】
「翔」「尚」「晶」「将」など
ひたむきな子になるように「匠」の一字を贈る
「匠」がもつ「職人」の意味は男の子にピッタリです。積み木を積み上げたり、絵を書いたり、遊び始めると時間を忘れて何か一つのことに集中しがちな男の子らしさにあふれていますね。
手を動かして技術を身に着け、新しいものを作り出す「創造的、独創的」で「努力を積み重ねる」様子が思い浮かびますね。また、物事にこだわって追究する姿勢は「プロフェッショナル」な印象がありますし、得た技術を次の世代に継いでいく「継承」「伝統」などのイメージもあります。
「匠」の一字に願いを込めるなら「創造的で、個性のある子に」「努力を惜しまない子に成長してほしい」「人生を通して一つのことに打ち込んでほしい」「価値のある物を生み出して世界を変えてほしい」など様々なものを表現できそうです。
「匠」に悪い意味はないので、安心して名前に使ってあげてください。素敵な名前をプレゼントしてあげましょう。
【組み合わせて使われる漢字】
賢匠(ケンショウ)
匠真(ショウマ、タクマ)
匠理(ショウリ)
匠歩(タクホ)
匠海(タクミ)
匠弥(タクヤ)