の意味は?名付けのポイントを徹底解説!

「祐」の漢字は歌手の桑田佳祐(ケイスケ)さんや女優の天海祐希(ユウキ)さんなど有名人の名前で見かけることがあり、男女問わず使われています。「スケ」や「ユウ」の響きで読まれますが、どんなを意味をもつ漢字かご存知ですか?「祐」を使って素敵な名付けができるように漢字の意味や由来、名付けのポイントをご説明します。

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「祐」漢字の読みや画数の基本情報

画数 9画
音読 ユウ
訓読 たす(ける)
名乗り さち、すけ、たすく、ち、ひろ、まさ、ます、みち、むら、ゆ、よし
意味

1. 神が助ける。神の助け

由来/
成り立ち
ツクリの「右」は右手で器を持ち、神様にお祈りする様子。これに祭卓を表現する「礻(示)」が組み合わさって、神事の様子を表し、転じて「神の助け」を意味するように。
説明の
仕方
礻(しめすへん)に右

「祐」の意味や由来は?

祈り

「祐」は、「(神が)助ける」また「神の助け」を意味する漢字です。この由来には、ツクリの「右」の文字が深く関係しています。
「右」は右手で器を持ち、神様にお祈りする様子を表し、これに神を祭るときに使う祭卓を表現する「礻(示)」が組み合わさって神事の様子を表現し、「神の助け」という意味が生まれました。

ちなみに、「祐」は古くは「祐」と書かれ、これを旧字体といいます。この旧字体も人名漢字として使うことはできるので、少し古風な印象をあたえる名前になりますよ。ただし、「祐」は手で書く分には特に不便はありませんが、パソコンで入力するときには変換しづらいなどの苦労を伴うこともあります。

「ユウ」以外にも読みが多い「祐」

1951年に人名漢字として登録された「祐」は、「ユウ」「ユ」の響きで、幅広い年代に馴染みがあります。現在も「ユウ」「ユ」の響きが人気で男の子・女の子どちらの名前にも使われます。男の子なら祐人(ユウト)や祐介(ユウスケ)、祐希(ユウキ)など、女の子なら未祐(ミユ)や祐衣(ユイ)、祐夏(ユカ)のように使われます。
それ以外にも「ユウ」「スケ」「タスク」「サチ」「ヒロ」「ヨシ」などのたくさんの読みがあるので「祐」を使って様々な組み合わせの名前を考えられます。

【「ユウ」の響きをもつ漢字】
」「」「」「」「」など
【「スケ」の響きをもつ漢字】
」「」「助」「」「丞」など

「祐」と「佑」はどんな違いがある?

「祐」と似た漢字に「」があり、サッカー日本代表の本田圭佑(ケイスケ)選手や長友佑都(ユウト)選手に使われているように「スケ」や「ユウ」で読まれます。「祐」と「佑」はともにツクリに「右」があることから、神事の様子を表して「神の助け」の意味をもつ漢字です。「天の助け」を意味する「祐助」という熟語は、「佑助」のようにどちらの漢字も当てられます。
それぞれ画数や字面が少し違うので、「祐」で画数や字面がよくないときには「佑」も検討してみてくださいね。

また、「ユウ」の響きをもち、字面も似た漢字に「」があります。ここから「祐」のヘンを「礻(しめすへん)」か「衤(ころもへん)」か間違えて覚えられてしまう可能性があることは覚えておいてくださいね。

神のご加護がある「祐」

兆し

「祐」は神事を示す漢字なので、悪いイメージは含まれていません。「ユウ」の響きが「優」を連想させるので、どこか優しい印象を与えてくれる漢字ともいえます。
「祐助」や「神祐」など神のご加護があることを意味する熟語にも使われるので、幸運に恵まれそうな名前になりますね。

「祐」に人助けの願いを込めて

親子

「祐」がもつ「神の助け」の意味や「優しい」イメージを活かして、赤ちゃんの名前にも素敵な願いや想いを込めてあげましょう。
「神様の助け」からは「神様の後押しで、幸運に恵まれた素敵な人生を送れますように」「神からのご加護を、周りの人にも分けてあげられる優しい子に」などの願いを込めることができますね。

「祐」の付く名前を贈るのは、まさに赤ちゃん自身が夫婦にとって「神様からの最高のプレゼント」であるという至福の喜びを表現することでもあります。赤ちゃんがこれから幸多き人生を歩めるように、「祐」を使って素敵な名前を考えてあげてくださいね。

【組み合わせて使われる漢字】
」「」「」「」「」など

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